TOPページ > サポート > コレクションケースminiワイド(CCmW)へのジオラマシート(mini)設置方法
例え大規模なジオラマでなくとも、小さなジオラマでも十分にその世界観を楽しむことができます。まさに箱庭を愛した日本人の箱庭精神なのかもしれません。そんなちょっとしたジオラマの展示でも、やはり気になるのはホコリの付着です。せっかくのリアルで精密なジオラマの世界観も、ホコリやゴミが付着してしまうと雰囲気が一気に壊れてしまい、また精密なモデルであればあるほど、そのホコリやゴミの除去が難しくなってしまいます。丸ごと水洗いなどできませんから…。
そんなコレクションケースなどを使用したディスプレイ展示ですが、いくらサイズの小さいジオラマとはいえ、ゼロからジオラマを制作するのは技術も時間もコストもかかる初心者ではハードルの高い作業です。もちろん、その中身の濃い制作過程を楽しむのもジオラマ制作の大きな醍醐味ですが、もっと気軽に・簡単に短時間でジオラマの楽しさを利用してみたいという方には、ジオラマシートやジオラマシートminiで楽しんでいただく方法を当社ではご提案しております。そして各社から販売されている様々なディスプレイケースにジオラマシートを設置する方法もTipsでご紹介しております。
しかし、そのTipsでもできる限り簡単に…という趣旨でご紹介をいたしましたが、それでもカットラインを引いたり細かな調整を重ねたりする作業は少し面倒だという感が拭えません。そこで、予めディスプレイケースの内寸にぴったりフィットする専用の型紙シートを付属させたオリジナルのコレクションケースをご提供させていただくこととなりました。艦船モデルは船底に裏側から穴を開けてネジで固定したり、カーモデルは予め台座にネジで固定されていたりするので、ディスプレイケースに穴を開ければ比較的簡単にネジを使用して固定することができます。ところが、社内で各社の汎用ディスプレイケースを試してみたところ、透明カバーとベースを爪式で固定するタイプのケースの場合、なかなか外れ難いものもあり、力を入れて外す時にケース本体を大きく傾けなければならない場合がございました。先述の通り、ネジでしっかりと固定した艦船モデルやカーモデル、戦車などのミリタリーモデルはそれでも大丈夫ですが、どうしてもそれでは問題となってしまうジャンルがありました。そうです、駐機状態の航空機モデルです。
航空機モデルで使用するためには、モデルをしっかりと固定できないので、ケース本体を大きく傾けることができません。そうなると、ケースカバーとベースは簡単に被せられる方式がベストになります。コレクションケースminiワイド[CCmW]の商品化にあたり、その点を最大限考慮致しました。そして、ジオラマシートやジオラマシートminiをもっと簡単に設置できるようにするために、ケースの内部にぴったりフィットする専用の型紙シートもご用意させていただきました。
以下で、その箱庭技研コレクションケースminiワイドとジオラマシートminiを組み合わせた場合に、とても簡単に設置できる方法をご紹介させていただきます。「ジオラマはとても魅力的だけど、ちょっとハードルが高いから…」と諦めていたような方には、是非ご覧いただきたい簡単でお手軽な方法になりますので、
是非お試しいただければ幸いです。
コレクションケースを大きく傾けたりするとケース内でモデルが動いてしまったり、コレクションケースのカバーの部分を持って持ち上げたりするとベース部分とモデルが落下して破損したりする危険性がございますので、移動したりされる際には十分ご注意ください。気分によってジオラマの配置内容もお好みで自由に変更できますので、色々なシーンを再現してお楽しみください。