会社案内 -箱庭技研-

箱庭技研（はこにわぎけん）は、日本で昔から愛されてきた「箱庭を愛する精神」にインスパイアされてスタートしたミニマムブランドです。私自身、小さな頃はトミカで育ちKATOやTOMIXの鉄道模型、ガンダムや宇宙戦艦ヤマトのプラモデルにミニ四駆やその他プラモデル、ラジコン等々、数え上げたらきりのないほどのホビー商品に浸って多感な時期を過ごしました。

1/1の実物サイズを除くと、それ以外のホビーモデルは基本的にスケールダウンされた姿で楽しむものです。「小さなものを愛でる」というのは、日本でも江戸時代から明治にかけて小さな箱の中で楽しむミニチュア、すなわち「箱庭」がブームとなっていたようです。私自身は嗜まないのですが、盆栽の楽しみにも通じるものがあるのかもしれません。（その意味では、将来楽しめる可能性はあると思います）

日本人として生まれて日本人として育ち、このような優れたミニチュアモデルが手軽に手にできた環境であったことは、（お恥ずかしながら）この歳になって「本当に恵まれているのだ」ということを実感しています。

TOMYTECさんのスケールモデル「TLV」やジオコレに技MIX、バンダイさんのガンプラシリーズ、そして1/144食玩シリーズで手軽に魅力的なアイテムを広めてくださったF-Toysさん、プラモデルのタミヤさんやハセガワさん、マイナーなモデルでも大変な努力で商品化されているマツオカステンさんや紙でコロコロさん、FOX ONEさんやA&Wなどなど…。ここでは書き切れないくらいの非常に多くの方々の情熱と努力によって、ホビーとしてのモデルを楽しむ事が出来ていることに、心から敬意と感謝の気持ちをもっています。

「箱庭」の精神は、ドイツ人のクラフトマンシップにも相通じるところがあるのかも知れません。ドイツでも世界で愛される多くのモデルメーカーが存在しています。もちろん、イタリアやフランスなどでも一癖も二癖もある魅力的なメーカーが多々ありますが、やはり同じものを作らせたら、「やはり日本のメーカーが一番！」だという想いを持っています。

当社は小さな小さな会社です。上記に挙げたような会社には足元にも及ばないミニマムメーカーですが、「こんなのあったらいいなぁ」とか「これをつくったらもっと楽しそう！」というようなユーザー目線で湧いたアイデアを、足りない頭をひねり出し、限られたスキルをフル稼働させて何とか具現化してみたいと思っています。

現在のラインナップの中でも、スタッフやお客様からの「こんなのできない？」という多くのアイデアがきっかけになって商品化されているものがいくつもあります。私自身の視野も知識も非常に限られたものですので、「これ欲しいあれ欲しい」というようなご要望は、実現できるかどうかは置いておいて、お気軽にお申し付け頂ければと思います。

こんな志だけは大きく持っているつもり（？）の小さな小さな会社ですが、もしお気に召していただけるようでしたら、ご愛顧いただけましたらとてもありがたく思います。

今後とも皆様のご指導ご鞭撻を、どうか頂けますよう心よりお願い申し上げます。

箱庭技研　代表 鈴木

【2017/07/30】

2017/07/30に幕張メッセで開催されたワンダーフェスティバル2017夏に、取引先総合流通問屋の株式会社マイルストン様のブースにて出展させていただきました。今回の出展は「ドラゴンホース株式会社」様とのコラボ展示で、とても多くの方に訪問していただきました。

【2016/07/24】

2016/07/24に幕張メッセで開催されたワンダーフェスティバル2016夏に、取引先総合流通問屋の株式会社マイルストン様のブースにて出展させていただきました。出展した一部の開発商品は、近日発売させていただきます。どうぞご期待ください。

【2015/12/25】

2015/12/25発売のホビー総合雑誌「月刊Hobby Japan」の'16/2月号にて、当社箱庭技研ブランドのジオラマシート、ジオラマシートminiの紹介記事が見開きで掲載されました。

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